燈火

リボーン、獄ツナ。 「雷火」「燻火」「焔火」と来て、漸く最後です。 中途半端ですみません、と先に謝っておこう……私の力量ではこれが限界でした。 そのうち嫌になったら、大幅に加筆訂正入れるかもしれません。 そうなったら、むしろ最初から全部書き直s さて、次は何を書こうかな。

燻火

「雷火」の続きにあたります。 出番が少ないではありますが、一応極ツナです。部分的に若干山ツナっぽくもありますが、最終的には極ツナです。 しかもここで完結ではありません。もう暫く、お付き合いいただくことになるかと思われます。 多分あと1本……2本くらいで終わると思います。むしろ終わらせます。なるべく、早いうちにアップ出来...

雷火

獄ツナは苦手なんですよ… 少しでも苦手意識を克服しようとして頑張ってみましたが、微妙な枠を出ません。 獄寺は綱吉が好きなのは、間違いないのです。 でも綱吉が獄寺を好きなのかどうなのかが、頭の中で曖昧なままなのですよね。 雲雀が相手だったら、強さへの憧れに近い状態で、明らかに「好き」が混じると言い切れるのに。 山本は普...

Vanish/4

すべてを代償にしても 叶えたい願いはありますか 永遠に色褪せさせないで 想い続ける勇気がありますか 奇跡を 望みますか?  あの夜からどれだけの月日が流れたのだろう。  人気絶頂期にあったバンドグループDeuilは、あの...

Vanish/3

 襟裏に通した細いネクタイを前で揃え、綺麗な形になるように鏡と睨めっこをしながら結ぶ。結び目を固く作ってから一度手を離してバランスを確かめ、若干右下がりだったのを修正してから椅子の背もたれに掛けていた上着を手に取る。 テ...

Vanish/2

 黒々とした闇が世界を染めている。  ライブまで残り日数もいよいよ十日を切り、準備や打ち合わせに忙しいメンバーの為に食事を用意するアッシュもまた多忙を極めていた。  健康に気を配りながら、栄養価の高い、しかし食べやすい食...

Vanish/1

 かしゃん、と薄い音が響く。 「あ」  間を置かずに零れ落ちた声色に目線を上げると、やや離れた場所に立つ彼がどこか茫然としたように床と、自身の視線との間にある己の手とを見下ろしている最中だった。  首を傾げ、広げていた新...

Calling/4

 翌朝、目が覚めたときにはもう彼のベッドは空っぽだった。  綺麗にベッドメイクが為されており、けれどだからこそそこで昨夜まで横になっていたのかと思うと、信じられない気分にさせられた。  柔らかいクッションに手を置いてみる...