Youthful Days

 友人と連れだってカラオケに行きました。友人が、ミスチルのこの曲を歌ってました。歌詞を聴いていて、犬が猿を自転車の後ろに乗せて滑走する光景が浮かんでしまいました。最近どうしても、曲の中にネタを探してしまっている自分がいる……ダメだなぁ。

小休止6

 喧嘩をしてしまった。  自分らしくなかったと、後から十分反省するに足りる程にその時は激昂して怒鳴りつけてしまった。喧嘩というよりもむしろ、彼の行動とその行動を取る原点に当たる考え方が気にくわなくて、珍しく声を荒立ててし...

小休止3

 キョロキョロと、その背中は落ち着きなく周囲を伺っていた。  廊下の角で、その向こう側の様子をそうと分からないように見ているようだ。しかし彼の後方から見つめている双眸の存在にはまったく気づいている気配がない。  意識が前...

幸せについて本気出して考えてみた

 適当なタイトルを思いつかなかったので、手持ちのCDの中からポルノグラフィティの楽曲を借用。故にさしてタイトルに意味はなく。  ぼーっと考えていて、ぼーっと書いてみた小説です。お猿が犬の事を認めてやるから、もっと自分に自信を持て、と言いたかったのでしょうか。どうなんでしょう……(誰に聞いている)  阪神対巨人を連想して...

小休止5

 コトン、と彼は片手に抱いていたマグカップをテーブルに置いた。  少し温くなってしまっていたコーヒーの苦みが彼の口の中いっぱいに広がり、いつも以上に目立つ匂いのきつさも合わさって彼の眉目には深い皺が刻まれてしまっている。...

小休止2

 夕焼け小焼けの赤とんぼ  とまっているよ 竿の先  一面のススキヶ原にお前を見つけた。  草むらの中に埋もれるようにして、その中に一本だけ忘れ去られたように立っている小さな棒に向きあっている。その顔はとても真剣そうで、...

導きの手

 おちた。  ひろおうと、した。  つかまった。  つかまって、  それから?  それから……  身体中が、痛い。その上に、重い。  ずっしりと胸の辺りから腹にかけてのし掛かっている、まるで漬け物石のような重みに思い切り...

非具象的恋愛実証論・牛尾編

 5月4日の牛尾キャプテンがお誕生日を迎えるに当たって、書いたものです。ラストでキスシーンを入れるかどうかで30秒ほど悩みましたが、実際のところはどの程度のキスにするかで、悩んでいただけっぽいデス……(薄笑)  牛猿、と言っておきながらキャプテンの登場が遅いっすね。天国、人気者ですね。でも私は、彼はあの度を超えたギャグ...